想定外の事故→手術レビュー
うっかり怪我をしてしまった。爪楊枝程度の串が人差し指 第二関節を貫通した。
こんな小さな面積なのに、お恥ずかしながらしっかりと痛い。
夜に怪我をしたため、大型の病院に夜間外来で訪問した。
異物を体内から除去するためには、切開が必要で、麻酔をかけその場で切開を行なった。
まず、指先に麻酔をしたのが初で、怪我よりも鋭い痛みが指先を走る。
関節の腹を薄い刃物が裂いていく感触が、リアルに伝わってきた。
肉が引き裂かれた後に、どぱっと血が大量に指から出てきているのが目を閉じていても容易に理解できた。看護婦さんがあたふたと、銀色のうけざらを持ってきてくれた。
メスを握っているのはこないだまで大学生だった、若い外科医の見習いさん。
この若い優秀な先生のためにも人肌脱ぐか、、なんて自分の怪我を正当化するようなおまじないを唱えた。そんなようなことを15分ほど考えている間にオペは完了。
残念なことに、指先が痺れており、麻痺している状態になった。
時間がかかるが、いずれ治るらしい。指も腫れて曲がらないし、”いずい”と感じていた。
そんな矢先に
大学時代の恩師から連絡があり、E(コード)のブルースでセッションするからギター持ってきてと連絡があった。状況を伝えると、”スライドあるのみ”とのコメント。
流石先生、できることを精一杯やるという教え、改めて学ばせていただいた。
言い訳や、できない理由を並べるのは誰でもできる。
親父が亡くなった時、もっとやっておけばよかったリストができた。
恩師に対しても、そうならぬよう、目の前の要望やリクエストを答えてあげられるよう誓うのであった。
そもそも、ここ最近はギターを弾いてなかったので、弾けるか自信がないが
この動かない指を見ながら、残り10日でギターを弾けるように、イメージとリハビリで
まずは弾かないまでもできること一生懸命にやってみる。問答無用、言い訳無用、実践あるのみ
怪我は予想せず急にやってきます。そんな急な怪我やアクシデントに普段から備えたいものです。