夏野菜ハンター
7月も中旬を経過した東北の夏。夏野菜の収穫に追われている農家、家庭菜園をやっている方、みなさん大忙しのことと思う。
ある日、地区の回覧板を配達していたとき、同地区のHさんご夫婦より、夏野菜を頂戴した。
ナス、きゅうり、唐辛子、自家製のこんにゃく。写真はないが、Mさんからは大きなトマトを頂戴した。
当然だが、収穫したての野菜は、香りが強く、みずみずしく、果物が持っている甘味も強い。
見よう見まねで自宅にも畑があるが、ご近所の皆さんの商品のクオリティが高く到底及ばない。
野菜を頂戴した際に、ご主人が私のハンターカブに興味を持った。話を聞くと、昔バイク乗りで、よく自宅のガレージでレストアをたくさんやっていて、エンジンを解体するのが好きだったそうで、色々なバイク談義をさせていただいた。KAWASAKIのW-1、CB350などなど、過去にご主人が乗ってきた愛車遍歴を聞きながら、ガソリンの価格が1リットル@35円だった時代まで。色々教えていただいた。
当時、車が贅沢品とされ、バイクが主な移動手段だった時代。高度成長期を迎える日本、そして成熟しきった先進国日本との時代のギャップの中で、変わらないもの、人間としての本能を満たすもののヒントががバイクの中に詰まっている。